ジェフリー・ラッシュにハズレなし伝説続く。「鑑定士と顔のない依頼人」

6月の平日の昼、意外に入ってた。20人くらい？

ジェフリー・ラッシュのベッドシーン見ることになるとは。
恋するお爺さんの一途さ。滑稽だ、といってしまうには可哀想。
彼女は なんで好きになるの？ファザコン？と、補完してましたが。でもヤッパリね。

ドナルド・サザーランドで ただの仲良しさんって訳ないと思ったけど、いや、何回も動機になるセリフあったけど、ビリーの葛藤の様子が出てこなかったから ここまで手の込んだことをするとは、ビックリ。

ほぼ全てヴァージルの目を通した場面がだけで構成されていたから、他の登場人物の背景や心理がわからない、つまり ヴァージルは他者に興味が全く無かった ということ。

それに対して ビリーはよく観察して ヴァージルのことを理解してた。
踊り子の絵を評価していれば 計画を中止してくれていたかも。
『贋作にも真実がある』のか？それに一縷の望みを託していたのか、願っていたのか。

演出の細かいことですが、「ナイト＆デイ」の店内の文字盤、長針と短針の角度が合ってなかったので ちゃちく思っっちゃった。ブルガリ(たぶん)のリング ステキ。こないだの「ブルージャスミン」のリングをステキだったな、そういえば。

隠し部屋にあった有名な名画。あそこにあるってことは、美術館にあるのは何なの？
モリコーネにしては、大げさすぎるBGMで無いのが良かった。