最近読んで一番面白かった本。
「クロエとオオエ」。
有川ひろさん久しぶりの小説です

図書館戦争の著者だと言えば、ピン
とくる方も多いかもしれません。

今回はジュエリーがテーマの本。
有川さんの書く本はキャラクターが目の前に現れるような臨場感があり、なぜか分からないけど、登場人物全員のことが好きになっちゃうんですよね

さらには作中のジュエリーが素敵すぎて

聞いたこともないような様々な石が登場し、専門的な言葉も散見されますが、妄想しながら読むタイプのしまこは、スマホ片手に知らない言葉を調べながら読み進めました。
ダイヤ、ルビー、エメラルド、サファイヤなど、いわゆる「宝飾」と呼ばれるものとははまた違う、オリジナリティ溢れるジュエリーたちが描かれています。
文字を追いながら、そのジュエリーをイメージするのですが…
なんと!
一章ごとの最終ページに、その章に登場するジュエリーのイラストと、リアルジュエリーを確認できるQRコードが掲載されているんです

これにはビックリ



本の中のジュエリーが現実のものとなって目の前に現れるんですよ

やられました

こんな仕掛けを楽しみながら、ものすごく魅力的なキャラクターと過ごす一冊です。
一番好きな章は5章。
かなりの親近感

そして泣ける。
ふと、わが子にも思いを馳せます。
ダイヤではない婚約指輪を選んだこしま(娘)。
彼女にはこの本の中に登場する人たちにリンクする部分がたくさんある気がします

なので、この本をこしまに絶賛おすすめしました。
しまこは図書館で借りたけど、こしまは購入

きっと楽しみながら読んでくれると思います
