高浜市のかわら美術館です。
福井じゃなくて愛知ですよ
高浜市は三州瓦の産地として有名で、エントランスには瓦で造られた銀のシャチホコが鎮座しています。
高さは3m。
大きい
で、ここで開催されているのが
テルマエ・ロマエというと映画を思い出す人も多いでしょうか。
阿部寛さん演じる古代ローマ人と、日本の銭湯を愛するじいちゃん達(古代ローマ人に言わせると“ひらたい族”)が面白かったですね
古代ローマ人と日本人の共通項は“風呂好き”ということ。
会場にはローマ帝国時代の遺構模型も展示されていました。
カラカラ帝浴場。
3Dプリンターで再現されているそうです。
巨大な建物には2000以上の浴室と図書館、談話室、食堂、商店などがあったようで、現代のスーパー銭湯みたいな感じ
同じ古代ローマを描いた漫画に「プリニウス(2013〜2023)」があります。
噴火に大地震など、自然災害にも触れられている内容。
どの時代も
たとえ人間がどんなに高度な文明を築き上げても
自然の力に勝てた事はない…
漫画に出てくるプリニウスの言葉です。
地球に住む以上、私たちはそれを避けられない運命。
そんな星で自分たちは生きているんですよね。
ついつい忘れがちなことですが、常に心に留めておかないと
漫画家、とり・みきさんとの合作でもある「プリニウス」は今年度、手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞したそうです
こちらは漫画「オリンピア・キュクロス(2018〜2022)」の一場面。
テルマエ・ロマエと同じく古代ローマ人が日本にタイムスリップ。
1964年、東京オリンピック開催の年を描いています。
漫画の中には手塚治虫先生が登場します。
彼の言葉はヤマザキマリさんの想いなのかもしれません。
ご興味のある方はぜひ
6月末まで開催されています。
写真撮影もOKでした