以前、ブログに書いた父(76歳)の新型コロナウイルス感染と重症化。
当時入院していた病院でのクラスターに因る感染でした。
あれから数ヶ月。
おかげさまでコロナに関する一連の治療は終わり、気管切開していた部分も閉じられ、父は声が出せるようになりました。
そして先日、もとの入院先へ。
体重はおそらく、しまこより軽いし、まだ口からの食事はできてないのでリハビリも始まります。
(今度は誤嚥性肺炎が心配だけど・・・)
さて、ここからは実際に父のコロナ治療にかかった治療費の話。
重症化した父。
入院先→A病院→B病院→大阪コロナ重症センター→C病院へと4回の転院。
発症から大阪コロナ重症センターでの治療を終えるまでにかかった日数は32日です。
(※療養期に入ったC病院は含めず)
そして今、分かったことは
A病院から大阪コロナ重症センターでの治療にかかった総医療費は1,000万円を超えていたということ。
新型コロナウイルスが「指定感染症」に指定されたことで、その検査や治療に関わる費用はすべて公費でまかなわれています。
うちの場合は、住所をおく自治体の保健所長発行の「入院公費負担決定通知書」というものが届いていました。
上記の治療費はあくまで父の場合の治療費で、重症化したとしても、患者さん個々によって医療費の差はあると思います。
けれど、新型コロナウイルスで重症化するということは、1人の治療に膨大な税金がつぎこまれているというのも現実なんです。
今後、日本はどうなっていくのでしょう。
5年先、10年先…に消費税20%なんていう世の中になる可能性は否定できないようにも思えます。
父の命を救っていただき、私たち家族は感謝してもしきれない思いでいっぱいです。
けれど、日本の未来を考えるなら、新型コロナウイルスにかからないことが一番なんです。
感染しないように「注意すること」「ちゃんと考えて行動すること」が、これからの自分自身や大切な人たちの命と生活を守ることにきっと繋がっていくと思います。