おむすび書店 リターンズ -6ページ目

おむすび書店 リターンズ

まだまだハード・ボイルド!

そして、高血圧&脳梗塞!
ハイ・プレッシャー!!

男のハードなダイエット!!!

『ロイスと歌うパン種』(原題:Sourdough)
            ロビン・スローン(訳:島村 浩子)
                        〈東京創元社/単行本〉

 主人公のロイス・クラーリーは、コンピューターに囲まれて育ち、大学を出て直ぐに電気自動車のモーターを制御するプログラミングの会社に入社する。

 ロイスは、楽しく仕事をして家も買った
 そのローンを10ヶ月分支払ったところで、サンフランシスコのIT企業から転職の誘いが来てしまった。
 仕事は、工業用のロボット・アームプログラミングだ。

 いろいろ迷うところはあったが、給料は両親二人分の合計額より大きいと聞かされて転職を決めた

 しかし、給料がいいと言うことはその分、労働と結果を求められる
 ロイスは、ゾンビの様な顔で亡霊の様に動く同僚と共に、昼夜を分かたず働いた
 胃痛持ちになり、髪の毛はぺったりと薄くなった
 そして食べ物は、総合栄養剤の『スラーリ』だけだった。

 そんなある夜、アパートに帰ると〈クレメント・ストリート・スープ・アンド・サワードゥ〉と書かれたチラシがドアに挟まっていた。

 マズグの兄弟がやっている伝統料理ケイタリングサービスだ!

 メニューの“ダブル・スパイシー”を注文。
 信じられないくらい美味しい!!
 何日か続けて食べていると、胃痛も治まってきた
 そして“ダブル・スパイシー”を食べることが日課になってきたある日・・・配達に来たチャイマンが顔を曇らせて言った。
「俺とベオ(チャイマンの兄)は町を出て行くことになった」

 どうする!?ロイス!!
 せっかく胃痛が治ってきたのに!
 せっかく楽しい兄弟と出会えたと言うのに!

 どうやって“ダブル・スパイシー”を手に入れるんだ!?
 どうやって、何を楽しみに生活すればいいんだ!?・・・というお話!



 

★☆★ ネタバレするぞ! ★☆★


 作者は『ペナンブラ氏の24時間書店』ロビン・スローン
 『ペナンブラ~』は、古書の面白さと、それを扱う若者とベテランのやりとりや、程良いロマンスが描かれててとても面白かった。

 『ロイスと歌うパン種』が発売されたと言うのを知って、文庫本になるのが待ちきれずに、単行本で購入した。

 本書が手には入った当時、読みかけの文庫本があったので、それを読み終えてから読み始めようと思った・・・・のだが“読みかけ”がことのほか時間がかかってしまい、手に入れてから読み始めるまで二ヶ月もかかってしまった。

 全ての人に面白い!・・・と言われる本ではないと思う。
 が、私にはかなり面白かった。

 大きな事件やサスペンスがあるわけではないが、グングン引き込まれる感じで読み進んでいく。
 場面転換がかなり巧みで、丁度いい感じで謎をのこしたまま次の場面に移っていく。

 登場人物もプロットファンタジーのモノなのか、現実のモノなのか境目がはっきりしないもの面白い
 これは『ペナンブラ~~』でも同じ様な設定があって、ちょっとジュブナイルな感じで、そこら辺が苦手な人にはキツいかも知れない。
 でも、話に詰まって逃げ道としてのファンタジーではないと思うので、私はその辺りが逆に面白かった。

 一つだけ、気になったこと・・・というか、欲求不満なところがあった。
 それは、主人公のヒロインとその恋人(憧れの人?)との心象の描き方が薄い気がした。

 もう少し、何というか・・・ヒロインが“彼に焦がれる気持ち”を書いて欲しかった。

 最後の場面。
 人に指摘されて気付くというのがどんでん返しなのかも知れないがちょっと弱い
 読者には、もう少し気を揉ませても良かったのではないかと思う。

 いろいろ書いてきたが、久しぶりに単行本で買って得した気分になった本だ!
 私もサワードウを作ってみたくなった。

 堅パン・ハードだ!!!!!!
 

パンを作るのって、面白そう!
↓↓↓↓↓

 先日から通っている病院に、高次脳機能障害専門の先生が来てくれた。
 病状を探るテストを、二時間近くかけてやってくれた。

 最初の方のテストは、手や足、指先を同時や時間差で動かしたり、手のひらをグーにしたりパーにしたりしてリズムを取って机を叩くテストだった。

 次は、新旧の日本の景色
 色々な有名な場所・・・金閣寺、日本武道館や国会議事堂などなど
 これらのものを見て、古い建物や景色はだいたいは答えられたが新しいモノになればなるほどあやふやになっていった。


 そして、極めつけは“スカイツリー”だ!
 私は、それがどこにあるかも、それが日本一高い塔だと言うのも頭の中では分かっていた・・・・が、口から出る言葉は。
「あれ・・・えっと、あの、あの・・・う~~んと」
 と、スカイツリーどころか、高いという言葉日本一という言葉も出てこなかった。
 “高い”イメージや“電波塔”や“地上波テレビ”イメージ概念というか、漠然とした画像みたいなものは頭の中に浮かんでくる。しかし、そのイメージ (ここでは、とりあえずイメージと言う言葉を当てはめる) 文字や文章と繋がって来ないのだ。だから、
「あぁ・・・えっと、それはあそこにある・・・なんだっけ」
 みたいな言葉しか出てこないのだ。

 そして、極めつけが最後の文章の問題酷かった!


 二つの条件を表した短い文章が提示されていて、その下にそれぞれ2つの条件がそれぞれ “ 肯定 ”“ 否定 ”4つの単文定義されている。
 問題は、最初の文章を限定ている単文2つ選びなさい・・・というものだった。

 出来なかった。
 先生が問題を読んでいるとき、その質問がどういう質問なのか理解できている(または、理解していると私は思っている)
 例題の最初の文章が意味している内容も分かる(または、分かっていると思っている)
 例題を定義している4つの単文それぞれの意味も分かっている(これは、ほんとに短い単文なので間違いようは無い・・・・と、私は思っている)

 全ての文章も質問も分かっているのに、その単文が最初の文章の何を表しているのかがサッパリ分からないのだ。

 もの凄くビックリしたのは、この手の入り組んだ文章や数字、図形でボーンミスを誘うクイズ私の大好物で、人より早く答えを出すことに喜びを感じたいたし、かなり得意だった
 それが、全く出来なくなってしまったのだ。しかも、このテストの質問は人を困惑させるものではなく、非常に単純で分かり易いもものだったのに・・・だ。

 

 言葉と文章がリンクしないのは、人にはなかなか伝えることが出来ない
 概ね私の話の内容は合っているので、文章の脈略から、会話の相手が私が言いたいことを無意識に汲み取ってくれるので、私が変なことを言っても、聞き手の人が善意で私の話をマトモな筋立てに直してくれるのだ。
 だから、話し相手が多少疑問を持ったとしても会話は普通に進んでいく

 私が、もっと突飛なことを言い出せば、説明しなくても私の頭が変になっていることが分かるのだろうが、今の状態だと、
「歳取ったら、誰だって言い間違えたり物忘れしますよぉ~」
 と言われてしまうのが関の山だ。(←良いことでもあるんだけどね)

 このもやもやした不思議な感覚を説明する方法を教えてくれる人がいれば、その人私の大好きなキンツバを10個奢ることにしよう!

 ぐるぐるハードだ!!!!!
 

記憶が無くなったことを説明するのは至難の業だ!!
↓↓↓↓↓

ぐるぐる手帖!!~散らかし大王!~

 

 小脳梗塞後、何故か分からないが、片づけが物凄~~~~く、下手になった!

 私は、元々整理整頓が上手いわけではなかったが、退院してから部屋を散らかすことの酷いことこの上ない!

 

 何か物を出した後、それを元に戻すことが出来ないだけでなく、そうやって使わなくなった道具をちょこんとテーブルの空いたところに置きっぱなしにしてしまうのだ。

 

 そして、気が付くと足の踏み場も無いほど床や畳が、もので溢れかえってしまうのだ!

 嫁さんは、の頭が” 不思議君 ”になっているのが分かっているので、かなり感情を抑えながら部屋の片づけをしてくれている。

 

 部屋が片付いてないとが分からない訳ではないし、その状態が心地いいわけでもない。

 なのに、目の前に広がるゴミの山を見て、

「あぁ、散らかってるなぁ」

 と考える。

 そして、寝転がったままペットボトルを飲んで、空のボトルを隣の部屋に投げてしまったりする。

 そんなことをしたらまた散らかってしまう・・・と感じているのに、またゴミを投げてしまう

 

 頭のネジが外れてしまったハードだ!!!!

 

善悪と言うか、倫理観というか・・・・行方不明になった感じ

↓↓↓↓↓