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おむすび書店 リターンズ

まだまだハード・ボイルド!

そして、高血圧&脳梗塞!
ハイ・プレッシャー!!

男のハードなダイエット!!!

~その128~ 心電図!
2017.2.21.15:30


 看護師さんが、私の車椅子のブレーキをかけて小走りにエレベーターの方へ行ってしまった。私は、待合となっている廊下の真ん中に置かれたベンチの横にいる。
 しかし、車椅子慌てて駐車された感じになっているので、沢山行き来する患者さん達の邪魔になっていた。私は、ブレーキを外して待合いのベンチにぴったり車椅子をくっつけて停め直した。

 体調が普通だったら、こんな待ち時間は何でもないのだろうが、たかだか10分だか15分の待ち時間が凄く長~~く感じてしまう。
 体を真っ直ぐキープしておくのが大変なのだ。一応、点滴のラインを潰さないように気を付けながら、車椅子にぐったりと体を預けて順番を待った。

 


 やっと私の名前が呼ばれた。

 返事をすると、診察室から出て来た看護師さんが私を診察の個室に連れて行ってくれた。


 こんな大きな病院(大学の付属病院)で検査なんか受けたことが無かったので、ただの心電図の検査と言っても、今まで経験したことが無いような立派な器具で心電図を取って貰える!と期待していたが・・・、普通の会社や学校でやるような極々普通の心電図の検査だった。
 

 かなり期待外れだったが、
「まぁ、最初の検査だからな・・・何でも最初はこんなものだ・・・・」
 かなり肩透かしを食った感じだったけどね。

 心電図の受付の人が、私の入院病棟に電話を入れてくれて、
「もう少ししたら迎えの人が来ますから、外で待ってて下さいね」
 と、最初に待たされた場所に車椅子を移動してくれた。
 


 私は、待った。
・・・・・そして、私は待った・・・・。
 

 一般の外来患者は、待合室から全部居なくなってしまった。
 そして、私は揺れる椅子の中で待ち続けた。
 何でも良いから、暇つぶしになるものがあれば良かったなぁ~~と考えたが、暇を潰すためには目を開けないといけないから、それは無理なのだ!

 メインの待合室の照明が消えて、廊下だけの灯りになった。
 し~~~んとした廊下の真ん中に残された私は、徐々に不安になってきた。

 しょんぼりハードだ!!!!
 

デカい病院って・・・要領が分からないよ!
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『No梗塞ねこ!!』~その127~
2017.2.21.15:10頃


 入院4日目。入院以来点滴はフルで一日中注入されている。
 目眩と言うか、目玉の奥の眼窩がゼリー状になって、世界をぐるんぐるん回している感じは最初の頃とほとんど変わらない。


 ただ、入院当日寝ていても目を瞑っていても世界は回っていたが、今日(2月21日)は、寝ていれば世界はおとなしく止まっている
 でも、それは右を向いている時だけだ。
 左を向くと、ベッドから何から全部が回転してしてしまうのだ!
 トイレに行くとき、車椅子に乗っても座ってるのが精一杯だ。

 嫁さんに持って来てもらった読みかけの小説を手に取ってみたが、目を開けるとまた世界どころか手元もベッドも揺れ始めるので、本を読むのは諦めた。
 そして、目を瞑ったらいつの間にか寝てしまっていた。

 15:10分頃初顔の看護師さんから起こされた。
「これから心電図をとりに行きますから準備してくださいね」

 

 



 

 午後の担当の看護師さんは、なんだか凄く急いでいる感じでその焦りがひしひしと伝わってくる。

 さすがに駆け出しはしなかったが、エレベーターへ向かう車椅子はかなりのスピードが出ていた。
 その時、私には怖さは無くどちらかと言うとちょっとわくわくしていた。

 まさか自分が車椅子に座って人に押してもらうような状態になるとは思っていなかったこともあるが、その時の自分がとても非現実的な空間にいる感じがしていたのだ。

 エレベーターは1階(もしかしたら2階かも・・・・良く覚えていない)に着いた。


 腕に付けられたタグ(医療用リストバンド)バーコードを受付に読んでもらって、受付終了!・・・・便利!!
 呼び出しがあるまで待ちになるのだが、意外とこの時間が辛い
 動いているときはわくわくだが、じっとしていると目が回って車椅子の上でも倒れそうになる。

「じゃ、検査が終わったら迎えに来ますから、ここで待っててくださいね」
 と言って、看護師さんは小走りに帰ってしまった。
「はい?↑」〈せ、説明はそれだけ?〉
 
 突然の展開に気持ちが着いていけず、ソワソワしだす私。
〈ど・・、どうすんのこれ?〉
 キョロキョロすると目が回って頭がクラクラするので、もう流れに身を任せて体の力を抜くことにした。

 くらくら・ハードだ!!!!!!
 

看護師さんって、一人で何人の患者さんをお世話するの?
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この話をしてくれた祖母も伯母も亡くなってしまった。

私の記憶が薄れていくのが・・・ちょっと怖い。

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