『No梗塞ねこ!!』~その130~
2017.2.21.16:15 レントゲン撮影
レントゲンの技師さんが、レントゲン室のドアを開けて待っていた。
「おぉ、来た来た!もう終わっちゃうよ」
とこれは看護師さんに言った言葉なんんだろうが、
「すみません・・・・!」
と、思わず謝ったのは私だ。
何だろう?普段の私なら聞き流して笑ったり、気楽な切り返しをてその場の雰囲気を和ませると思うのだが、私は謝らずには居られなかった。
今思えば、これも状況判断が上手くいっていない一つの例なのかも知れない。
今でも、人と話しているとき、口を開かなくても良いときに開いてしまって、周囲の人に余計な気を使わせてしまっている気がする。
自分では分かっていないのだが、嫁さんがかなりフォローしてくれているところを見ると、私は余程のことをやらかしてしまっているらしい。
困ったことに、自分ではどこが間違っているのか分からないのだ!
レントゲン技師の先生がドアを支えてくれて、看護師さんが私の車椅子をレントゲン室にササッと押し込んだ。
リストバンドを読みとって、レントゲン技師さんが、
「お名前を言って頂いてよろしいですか?」(患者の取り違いを防ぐこともそうだが、これの受け答えも患者の病状の観察なのだと思う。)
「しらはま あきら です」
「はい。じゃ、立てますか?」
「えっ!?」〈座ってるのもやっとなのに、立てる分けないじゃん!ションベンするのに、壁や手すりにすがりつかないといけないのに・・・・立てる分けないじゃんっっ!!!〉
と心の中で思ったのだが、それを文章にして口で言葉にすることができないのは言うまでもない!・・・ともたもた頭の中で考える間もなく、私を運んで来てくれた看護師さんがハキハキと答えた。
「はい、立てますっ!」

〈おい!?誰に断ってその返事をしてるんだよ!〉
と思わず突っ込みたかったが、言い返せない。早く立たないといけないと焦りまくり、でも心の中では思い切り言い返してはいたのだ!
〈座ってるのもやっとなのに、立てる分けないじゃん!〉
〈ションベンするのに壁や手摺りを掴まないと立つこともできないのに・・・・こんな支えの無いところで立てる分けないじゃんっっっ!!!〉
頭の中は意外と回転してるみたいだが、これがかなり厄介な影響を生活にもたらす事になる・・・と言うのは、また別のお話。
これが、入院後最初のハードだっ!!!!
私は、まだ地面が揺れている中にいるのだ!
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