恋はフェニックス By The Time I Get To Phoenix (グレン・キャンベル | simachyanのブログ

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シャンソンを日本語に訳詞して唄ったりして遊んでいます。
ご隠居さんの手慰みであり、自己充足的な世界です。


恋はフェニックス
By The Time I Get To Phoenix
(グレン・キャンベル) 3部作 / 訳詞初稿・Sima (Cover含む)


本作品は、日本語の詞を付けたものを最初において、英語版のVer.1は砂原嘉博氏、Ver.2を江口純子氏のピアノ伴奏によるものと3部構成にして、伴奏の相違による微妙な歌の違いや、それぞれの伴奏のハイセンスを楽しんでいただければと想い、アップしました。

オリジナルはジョニー・リヴァースが1965年に歌い発表されたもので、作詞・作曲はジミー・ウェッブ。
ウェッブは本作品をスーザン・ホートンと別れたときの体験から着想を得たとされていて、フランク・シナトラは「これまでに書かれた最も偉大な失恋の歌(トーチ・ソング)」と評したそうな。
物語の二人が住んでいたと推測されるロスアンゼルスからオクラホマまでは、約22時間だという。逆算すると出発したのは午前1時頃と予想されるそうな。
未練たっぷりな男・・・とみるか、無責任な酷い男とみるか・・・どうでしょうか。

グレン・キャンベルのバージョンは1967年に発売。
同年12月16日付のビルボード・Hot 100で26位を記録し、ビルボード・カントリー・チャートで2位を記録。
また、1968年のグラミー賞において最優秀男性歌手賞と最優秀現代男性ソロ歌手賞を受賞。
その他、ヴィッキー・カー フランク・シナトラ ハリー・ベラフォンテ エンゲルベルト・フンパーディンク ホセ・フェリシアーノ スティーヴィー・ワンダー ジミー・ウェッブ等々、世界中の人気歌手によりカヴァーされています。
日本では笠井紀美子 尾崎紀世彦 綾戸智恵等のジャズ系の歌手により、アルバム収録されている。
クロード・フランソワ によるフランス語版「Le temps que j'arrive à Marseille」と言うシャンソン版もあります。

参考
やさしく歌って
  https://youtu.be/_FDWRZVZEOs

訳詞・歌 Sima
Pf. 江口純子 
in 市川 ラ・メール
訳詞 no.185 (初稿)

シャンソン・訳詞のチャンネル
chanson de Sima (Sima World)
https://www.youtube.com/user/fwhy3109...