おんな道
唄:浜真二(圭介) 作詞・作曲:浜圭介
芸名を何度か変えてデビューするも挫折を繰り返す。
諦めきれない歌手への道を目指して再上京して銀座のクラブなどで弾き語りをしていて評判になり、1969年にこの「おんな道」で再々デビュー、夜店などでは評価も高く人気だったが、一般的には何故か売れず、マニアックな人たちの愛唱歌となっている。
この当時は、銀座・赤坂・六本木の夜は大変に賑わっていて、零時を過ぎるとタクシーも3時過ぎるまで掴まらないなんてことは日常茶飯事でした。
まだ、カラオケも出だしの頃で夜店ではギターやピアノの弾き語りが引く手数多に求められていました。
五木ひろし氏や、浜圭介氏と同じく作曲家に転向した水森英夫氏等も銀座の夜のスターとして鳴らしていました。
浜圭介は旧満州(中国東北部)の収容所で生まれ、青森県大鰐町、次いで北海道札幌市に移り住み幼少期を過ごす。
1962年、歌手を目指し上京し、同郷の歌手・森山加代子の付き人となる。
1962年に歌手デビューするが不発。1964年、牧宏次の芸名で「波止場のロック」を出すも日の目を見ることが叶わず、弘前市に戻り、屋台を引いたりしていたという。
1966年、大木賢(おおき けん)の芸名で「これが愛さ」で再々デビューするも、夢叶わず。
1969年に、最後のチャンスと満を持しての「おんな道」だったが無念の結果で作曲家に転向を決意。
1972年、奥村チヨの「終着駅」三善英史の「雨」堺正章「街の灯り」等のヒットで一躍作曲界のホープとして脚光を浴びるようになる。
1979年のレコード大賞では、八代亜紀の「舟歌」で大賞受賞し、不動の地位を確立。
2005年4月29日、春の褒章で紫綬褒章を受章した。
その他「石狩挽歌」「そして神戸」「雨の慕情」「折鶴」「すずめの涙」「北空港」「心凍らせて」等々。
私の本作品は朝鮮歌謡の流れを汲むと言われる、いわゆる演歌とされる分野の曲ですが、私的な観点から和・シャンソンとして私撰させて貰いました。
伴奏の江口純子氏も、演歌べったりな弾き方ではなくシャンソン風を意識したように寄り添ってくれたと感じますが、違和感があったら申し訳ありません。m(_ _)m
参考(私選・和シャンソン) カヴァー曲
ワインレッドの心
https://youtu.be/r3NbPdFzKY4
見送った季節のあとで(by Sima)
https://youtu.be/Tw_-kmBdw-E
過ぎ去りし想い出は
https://youtu.be/JcqdkQ0DZvI
季節の中に埋もれて
https://youtu.be/eVK_876CrU0
翌朝
https://youtu.be/Wsb8PNeUcQI
歩きつづけて
https://youtu.be/M21qmIwXb5I
時代おくれの酒場
https://youtu.be/_mRZYO4wh0U
涙をふいて
https://youtu.be/UmcXcv6wcE8
身も心も
https://youtu.be/IoBKqW9Oy8Q
光る河
https://youtu.be/OePtQPk8LWc
昔聞いたシャンソン
https://youtu.be/SARNQLq7kyM
仏語版 わかって下さい 「信じているよ」
https://youtu.be/Y120MMPYx0U
酒と涙と男と女
https://youtu.be/efSTPB1viGQ
小心者
https://youtu.be/EFbUqgOy3Bg
Cover by Sima
Pf. 江口純子 in 市川 ラ・メール
シャンソン・訳詞のチャンネル
chanson de Sima (Sima World)
https://www.youtube.com/user/fwhy3109/featured