4月24日頃から、公園の池にクロハラアジサシが飛来するようになりました。池の上空を旋回しながら、時折、体を翻して水中へ飛び込み、小魚を捕らえていました。

 

 池で見るクロハラアジサシの狩りは距離が近く、迫力があります。これまでにもダム湖や農耕地で採餌する姿を見たことはありましたが、ダム湖では遠すぎ、農耕地では主に芋虫を捕食しており、水中へ飛び込む場面は見られませんでした。しかし、この公園の池では、目の前で水中へダイビングし、魚を捕食する様子をじっくり観察することができました。

 

↑クロハラアジサシ

 

 ところが、連休明けになると、そのクロハラアジサシがぴたりと姿を見せなくなりました。代わるように飛来してきたのがコアジサシです。

 

↑コアジサシ

 

 今季、コアジサシを初めて確認したのは4月11日の泡瀬海岸でした。しかし、その時は通過個体だったようで、定着している様子はありませんでした。今回、公園周辺で見られた個体たちは、近くに定着していることを思わせる行動を見せていました。

 

 コアジサシが定着すると、次はベニアジサシやエリグロアジサシの飛来が期待されます。この2種は海岸近くの岩礁で営巣します。しかし昨年は、そこへハヤブサが現れ、繁殖地を蹴散らしてしまいました。最終的にどれほどの雛が巣立ったのかは分かっていません。

 

 今年は無事に繁殖が進み、多くの雛たちが空へ飛び立ってくれることを願うばかりです。