南部の海岸へ鳥見に出かけました。
この日は潮位がまだ高く、干潟はほとんど現れていません。海岸線に残った岩の上には、キョウジョシギやキアシシギの姿が見られる程度でした。
干潟が現れるまで少し時間がありそうだったので、私は海岸線をゆったりと散歩することにしました。
すると、波打ち際で思いがけないものが目に入りました。
エイです。
水の中はよく見えませんでしたが、波打ち際には数匹のエイがいて、まるで戯れるように泳いでいます。しばらく足を止めて、エイの動きを眺めていました。
その時です。
突然、大きなアジサシがm上空を横切りました。
その瞬間は後ろ姿しか撮影できませんでしたが、カメラのディスプレイで画像を拡大してみると、嘴が黄色いことが確認できました。
「コアジサシかな?」
一瞬そう思いましたが、どうも違います。
コアジサシよりも明らかに大きく、飛んでいる姿にも迫力がありました。
しばらくすると、先ほどの鳥が再び舞い戻ってきました。
今度は沖合の岩の上に止まってくれました。少し距離はありましたが、姿をじっくり確認することができました。
オオアジサシです。
大きな体に黄色い嘴。岩の上に佇む姿は存在感があり、やはりオオアジサシは迫力があります。
私がオオアジサシに出会うのは、石垣島で見て以来です。
沖縄本島では今回が初めての出会いとなりました。
干潟がまだ現れていなかったため、何気なく始めた海岸の散歩でしたが、まさかオオアジサシに出会えるとは思ってもいませんでした。
鳥見では、こうした「思いがけない出会い」があるのも楽しみの一つです。
この日は干潟の鳥たちだけでなく、波打ち際のエイと、オオアジサシまで楽しませてもらいました。
干潟が現れるのを待つ時間も、なかなか侮れません。



