日々、ツメナガセキレイの姿が増えてきました。今日の農耕地では十数羽の群れが採餌をしていました。1ヶ所にとどまることなく、いくつかの畑を行ったり来たりしていました。ツメナガセキレイにとっても今の沖縄本島は暑いようでほとんどが採餌をしながらも口を大きく開けていました。
同じ場所で採餌する鳥は他にスズメやキジバトがいました。セッカの姿もありました。
ツメナガセキレイは夏季にアラスカからロシアまでの北極圏のツンドラで繁殖し、冬季に南に渡って越冬します。日本には主に渡りの途中で飛来する旅鳥ですが、沖縄本島では越冬する個体も多いようです。
キセキレイとは、どちらも黄色いセキレイという点で似ていますが、見分けるポイントは眉斑を含む頭部まで黄色いのがツメナガセキレイで、頭部が灰色っぽいのがキセキレイです。また、足の色を見ると、キセキレイの足はピンクでツメナガセキレイは鉛色をしています。