先日、水田で採餌するキリアイらしき個体を見つけました。

周囲にはタカブシギやヒバリシギなど、たくさんのシギたちが集まって採餌していました。その中にキリアイと思われるシギを見つけ急いでカメラを向けました。

ところが、フォーカスを合わせる前に飛び立ってしまいました。

 

何とか撮影した写真も、残念ながら非常に不鮮明で、キリアイと断定するには厳しいものでした。その後、周辺を探し回りましたが、再び姿を見つけることはできませんでした。

 

「もう一度、会いたい」

そんな思いで2日後に再挑戦することにしました。

 

 この日も水田には多くのシギたちが集まっていました。タカブシギやヒバリシギなどが、あちらこちらで忙しそうに採餌しています。

その中を一羽ずつ確認していると、ついに見つけました。

水田の中で採餌しているキリアイです。

 

 

 キリアイは、時にはトウネンなどの群れに混じって行動することもあるようですが、今回出会った個体は群れには入らず、単独で水田の中を動き回りながら採餌していました。

たくさんのシギがいる中からキリアイを見つける際のポイントは、ヒバリシギより少し大きめの体つきと、やや長めの嘴です。特に嘴は、先端がわずかに下へ曲がっているのが特徴的です。


 今回は前回の失敗を繰り返さないよう、慎重にカメラを向けました。

そして、今度は無事に撮影することができました。

一度は撮り逃してしまったキリアイでしたが、2日後に再び出会うことができ、今度はしっかりと写真を残すことができました。

 

 野鳥との出会いは、いつも思い通りになるわけではありません。見つけても撮れなかったり、識別が難しかったりします。

だからこそ、一度逃した鳥にもう一度出会えた時の喜びは格別です。

今回のキリアイとの再会も、そんな「鳥見の楽しさ」を改めて感じさせてくれる出会いとなりました。