堤防の上から鳥見のできる南部海岸へ行ってきました。
このところ秋の渡りが少しずつ始まっているようで、シギ・チドリ類との出会いが楽しみになっています。一方で、この日はコアジサシをはじめとするアジサシ類の姿はまったく見られませんでした。
これまで色々な行動を楽しませてくれたアジサシ類ですが、繁殖期を終え、すでにこの海岸を離れてしまったのでしょうか。夏の終わりを感じさせる光景でもありました。
そんな中、嬉しい出会いがありました。
今季初めてとなるミユビシギです。
ミユビシギは沖縄では比較的普通に見られるシギですが、やはり「今季初認」となると嬉しいものです。しかも、これで3日連続して今季初めて出会う野鳥を確認することができました。身近な海岸で、少しずつ渡り鳥が増えていくのを実感できるのは、鳥見の大きな楽しみです。
今回確認できたミユビシギは4羽。
波打ち際を走るように移動しながら、忙しそうに採餌する様子は見ていて飽きることがありません。
満潮が近づき、干潟が徐々に狭くなってくると、ミユビシギとキョウジョシギが同じ場所で採餌する場面もありました。時にはお互いの距離が近くなり、ぶつかるような場面もあります。
そんな時は、体がわずかに大きいキョウジョシギのほうが優勢でした。
このほかには、いつものシロチドリ、キアシシギ、イソシギなどの姿も確認できました。
まだ数は多くありませんが、秋の渡りは確実に進んでいるようです。
これから季節が進むにつれて、南部海岸にもさまざまなシギ・チドリ類が姿を見せてくれることでしょう。
普通種との出会いであっても、今季初めてとなれば喜びはひとしおです。
「今年もまた来てくれた」
そんな小さな喜びを一つひとつ積み重ねながら、これから始まる秋の渡りを楽しみたいと思います。

