今朝は夜明け前から沖縄県中部の農耕地へ向かいました。ここはミフウズラが観察できる貴重な場所で、これまで繁殖も確認されてきた農耕地です。
2024年までは、繁殖期になると成鳥だけでなく、雛や幼鳥の姿もあちらこちらで見られました。小さな雛が親鳥の後を歩く愛らしい姿は、この時期の楽しみでもありました。
ところが昨年から様子が変わり始めました。成鳥は確認できるものの、私が観察した限りでは雛や幼鳥を一度も見ることができませんでした。そして今年は、成鳥そのものとの出会いも少なくなっています。
今朝も農耕地を歩き回りましたが、夜明け前後に遭遇したのはわずか2回だけでした。昨年以前の同じ時期であれば、もっと頻繁に姿を見ることができただけに、この変化が気になります。
現地の自然環境を見渡しても、大きな変化は感じられません。ただ、最近はカラスがやや増えている印象があります。一方で、この冬は猛禽類の飛来は少なく、一昨年には見られたハヤブサ、チョウゲンボウ、ノスリの姿はあまり確認できませんでした。そのため、単純に天敵だけが原因とは考えにくく、繁殖環境や餌資源など、ほかの要因もあるのかもしれません。
もちろん、これは私個人の観察に基づく印象であり、現時点で原因を断定することはできません。たまたま観察のタイミングが合わなかっただけで、杞憂に終わる可能性も十分あります。
これからもしばらくは朝夕を中心に現地へ通い、ミフウズラの様子を見守っていきたいと思います。願わくは、どこかで元気に育った幼鳥たちとの出会いがあり、今回の心配が取り越し苦労だったと思える日が来ることを期待しています。
