先日まで100羽前後のアジサシ類が盛んに飛び交い、海岸はたいへんな賑わいを見せていました。ところが今日、いつもの海岸を訪れると、その光景は一変していました。

広い海を見渡しても群れの姿はなく、飛んでいたのはベニアジサシが数羽だけ。あれほど海面を埋め尽くしていたアジサシたちは、どこへ行ってしまったのでしょうか。

 

 アジサシたちを引き寄せていたミジュンの群れが姿を消し、それを追って集まっていたガーラ類もいなくなったのかもしれません。休日にもかかわらず釣り人の姿が少なかったことも、その可能性を感じさせました。

 

 考えられるのは、アジサシたちが採餌場所を変えたということです。あるいは、繁殖のため営巣地へ移動した可能性もあります。もし営巣地へ向かったのであれば、しばらくはその周辺で採餌を続けるでしょう。そして雛が巣立つ頃には、再び群れとなってこの海岸へ戻ってくるかもしれません。

 

 一方で、今回の変化が一時的な移動に過ぎない可能性もあります。魚の群れの動きによっては、明日には再び多くのアジサシたちが戻ってくることも十分考えられます。

 

そんな期待を胸に、また近いうちに海岸を訪ねてみようと思います。

本日は、ここ数日の間に撮影したアジサシたちの写真を掲載します。賑やかだった海岸の様子を思い浮かべながら、ご覧いただければ幸いです。

 

↑上空から小魚を狙います

 

↑水の中からは大きな魚が小魚を襲う

 

↑左はエリグロアジサシ、黒い頭がベニアジサシ

 

↑ベニアジサシとエリグロアジサシの饗宴

 

↑2羽が並んで小魚ゲット

 

↑水面下の大きな魚から逃れるため飛び跳ねる小魚

 

↑小魚の群れを見つけるや一斉に飛び込みます。

 

↑堤防上で休息するアジサシたち