南部海岸では、ここしばらく野鳥の少ない静かな日々が続いています。

 

そんな中、上空を一羽のアジサシ類が飛び回っていました。先日からこの海域に滞在しているハシブトアジサシです。

広い海岸線をゆったりと飛翔しながら、ときおり翼を翻して急降下します。そして水際付近でカニなどを巧みにすくい取るように捕らえていました。

 

 

 

 最近のこの海域では野鳥の姿そのものが少なく、この日観察できたのもハシブトアジサシのほかにはキアシシギとトウネンくらいでした。賑やかだった春の渡りの時期と比べると、少し寂しさを感じる状況です。

 

 しかし、この静かな季節も長くは続きません。あと2〜3か月もすれば秋の渡りが始まり、多くのシギ・チドリ類がここに立ち寄るようになります。再び野鳥たちで賑わう海岸を楽しみにしながら、今は静かな夏の海を見守っていきたいと思います。