北部の農耕地では、一年を通してさまざまなシラサギ類を観察することができます。なかでも最も数が多いのがアマサギです。現在は30羽ほどの群れで行動しており、水田や草地を移動しながら盛んに採餌をしています。

 

↑アマサギ

 

 そのほか、ダイサギ、チュウサギ、コサギの姿も見られますが、最近になって目立つようになってきたのがチュウサギです。黒く変化した嘴や伸び始めた繁殖羽が美しく、繁殖期の到来を感じさせます。

 

↑チュウサギ

 

 チュウサギの多くは単独で行動しており、草むらの中をゆっくり歩きながら昆虫類を探しています。同じ種であっても警戒心には個体差があるようで、車を近づけるとすぐに飛び立つ個体もいれば、ほとんど気にする様子もなく採餌を続ける個体もいます。

 

↑チュウサギ

 

こうした違いを観察していると、単なる種の識別だけでなく、それぞれの個体の性格まで垣間見えるようで興味が尽きません。農耕地を巡るたびに新たな発見があり、シラサギたちの行動を観察する楽しみはますます大きくなっています。