この冬、中部の公園で越冬していたジャワアカガシラサギが、いよいよ渡去の時期を迎えているようです。昨年11月から約6ヶ月もの間、私たちを楽しませてくれた存在でした。

 

今回のブログでは、その6ヶ月間を振り返ってみたいと思います。

 

↑渡来したばかりのジャワアカガシラサギ 昨年11月

 

 池で小魚を捕らえたり、草地で昆虫を追っかけたり、枯れ枝や枯れ草の上で羽繕いをしたり、さまざまな姿を見せてくれました。

 

↑トンボを捕らえたジャワアカガシラサギ

 

↑羽繕いをするジャワアカガシラサギ

 

 池では、カワウが魚を追い込んで水面に浮かび上がった小魚を狙い、ササゴイやダイサギと競い合う場面も見られました。

 

↑カワウを追いかけるジャワアカガシラサギ

 

↑ササゴイと競い合って小魚を狙います。

 

↑時には、体の大きなダイサギとも競い合います。

 

↑アオサギと並んで採餌することもありました。

 

 来園者が池の鯉に餌を与えると、そこへ飛んでいき、餌に集まる魚を狙うこともありました。長く滞在していたこともあって、次第に人にも慣れ、いつしかほとんど人を警戒しなくなりました。

 

↑人を恐れないジャワアカガシラサギ

 

 池の端から端へ移動するたびに、美しい飛翔姿も見せてくれました。

その優美な姿は、何度見ても見飽きることがありません。

 

↑ジャワアカガシラサギの優美な飛翔姿

 

 5月に入ると換羽が始まり、美しい夏羽への期待が高まっていきました。

 

↑換羽が始まったジャワアカガシラサギ 26年5月初旬撮影

 

 ところが、その矢先の5月17日から姿が見えなくなりました。

「ついに渡去したのだろうか……」

いつでも会えたジャワアカガシラサギのいない公園は、どこか寂しく感じられました。

 

 しかし5月23日、ジャワアカガシラサギは再び公園に姿を現しました。しかも、美しい夏羽へと換羽した姿です。

 

↑夏羽になって戻ってきたジャワアカガシラサギ

 

 そして、いつものように池の端で魚を捕らえる姿は、再び私たちを楽しませてくれています。

 

 

 できることなら、いつまでもここに滞在してほしい。そう願ってしまいます。

しかし、野鳥には野鳥の習性があります。すでに渡去してもおかしくない時期です。

 

 別れの時が来るその日まで、これからも観察を楽しみたいと思います。