森の中を散策していると、目の前に1羽の鳥が飛来してきました。サンコウチョウです。尾羽は長くありませんが、アイリングの様子から雄のようです。雄のアイリングは明るい水色で太くはっきりとしており、雌ではやや細く、色も淡い水色になります。

 

 サンコウチョウは繁殖のために沖縄本島へ渡ってきます。普通なら、この時期にはすでに繁殖羽となり、特徴的な長い尾羽を持っていることが多いのですが、この個体の尾羽は短いままでした。

 

↑雄のサンコウチョウ

 

 サンコウチョウには尾羽の長いタイプと短いタイプがいるようで、どちらも繁殖能力はあるとされています。ただ、一般的には尾羽の長い個体の方が繁殖に有利だと言われています。

 

 3週間ほど前、公園で出会ったサンコウチョウは渡り途中の一時的な滞在でした。しかし、この森で出会った個体は、どうやら繁殖場所としてこの地を選び、しばらく滞在してくれそうです。