小さな小川で、アオアシシギ同士の激しいケンカが始まりました。
このところ野鳥の争いの場面に出会うことが続いていますが、今回のケンカはなかなか激しいものでした。
いつもの小川に、普段はあまり姿を見せないアオアシシギが1羽やってきて、浅瀬で採餌をしていました。
そこへもう1羽のアオアシシギが飛来しました。
しばらくは並んで採餌していたのですが、やがて小競り合いが始まりました。
ところが、その争いは思いのほか激しく、互いの嘴を挟み合ったり、体を突いたり、相手を水の中に押さえ込む場面まで見られました。
これまで私が観察した中で、ここまで激しい争いを見たことがあるのはタカブシギくらいです。
アオアシシギでこのような光景を見るのは初めてでした。
近くの湿地には数十羽のアオアシシギが越冬しています。
普段は群れで行動し、広い干潟で採餌する姿をよく見かけます。
群れの中で折り合いの悪い個体同士だったのか、あるいは恋のライバル同士だったのか。
たまたまこの小さな小川で出会い、争いになったのかもしれません。
あるいは、狭い水場で餌を巡る争いが起きた可能性もありそうです。
時期的には、そろそろ越冬も終わりに近づいています。
やがてアオアシシギたちは繁殖のため北方へ帰っていきます。
北帰行を前にして、彼らの気持ちも少し昂ぶってきているのかもしれません。

