私がいつも鳥見に出かける干潟では、今季はハヤブサやハイタカが頻繁に襲来し、水鳥たちは常に脅かされています。
この日、5羽のコガモが並んで採食している様子を観察していると、突然、5羽が一瞬で集まり、固まるような動きを見せました。猛禽が現れたのだろうと思い、双眼鏡から目を離したその瞬間、何か小さな影が視界を横切りました。
その小さな猛禽は近くの電線に止まりました。ツミの雄でした。
コガモたちはすぐに警戒を解き、何事もなかったかのようにもとの採食行動に戻りました。ツミは猛禽類の中でも小型であり、コガモにとってはさほど大きな脅威ではないようです。
実際、少し離れた隣の干潟や水路でも、コガモやハシビロガモ、アカアシシギがそのまま干潟や水路に残っていました。ハヤブサやハイタカが現れた場合には、しばらく姿を消してしまうことが多いだけに、同じ猛禽類でも反応の違いがはっきりと感じられました。
