2日連続でズグロカモメの観察に行きました。

ズグロカモメは前日と同じようにカニを捕食しています。ここではサギ類、カモ類、シギチなど多くの野鳥が採食したり休息したりしていました。

 

 観察を続けていると、ズグロカモメによく似た別の野鳥もいることがわかりました。ユリカモメです。両者の違いは、嘴を見れば明白です。ズグロカモメが太くて黒色に対し、ユリカモメの嘴は細くて長くて赤い色をしています。

 

↑ユリカモメ

 

↑ズグロカモメ

 

また、よくよく観察すると、採餌する場所にも違いがあるようです。カニを主食とするズグロカモメは主にカニの姿を見つけやすい干潟上空を飛ぶのに対し、魚を主食とするユリカモメは水のある場所を飛んでいるようです。ただし、今回は魚を捕食するユリカモメの姿は観察できませんでした。

 

 暫くして、ズグロカモメよりひとまわり小さい別の野鳥が飛んできました。クロハラアジサシです。クロハラアジサシは上空を2〜3回旋回すると飛び去って行きました。

 

↑クロハラアジサシ