カルガモの数が増えてきました。カルガモは本土では年中見られ繁殖もするので留鳥とされています。一方、沖縄本島でも年中見られますが夏季には少なく、冬季には増えてきます。沖縄本島でも僅かながら繁殖もしています。
↑23年5月撮影
食性は主に植物食で植物の葉や種子などを食べますが、ゲンゴロウなどの水生昆虫やタニシなど貝類も食べます。日中は水面にプカプカと漂っていたり、畦などで羽繕いをしたり休息している姿がよく見られます。採餌は主に夜間に行われるようです。
水田では稲穂に実がつき始めました。スズメやシマキンパラが実を食べ始めました。特にシマキンパラは近年数を増やし100羽近くの群れで採餌をしています。農家の被害が気になるところです。カルガモも稲を食べます。シマキンパラは体が小さいので食べる稲の量も少ないかも知れません。しかし、体の大きいカルガモが食べる量は計り知れない量になると思います。
今日の夕刻、カルガモが4〜5羽づつ移動を始めました。移動先は稲田の畦でした。そして畦から首を伸ばして稲を食べ始めました。 それを毎日繰り返すとどの程度の実害が出るのか心配になります。
↑稲を食べるカルガモ

