ツミが毎年営巣している公園に行ってみた。

ツミの巣は大きいのですぐ見つけることができる。例年のことながら公園の入り口に近い人通りの多い場所に営巣していた。

ツミの巣はそのほとんどにおいて人通りの多い場所に作られる。人通りの多い場所は天敵が近づかないからだと言われている。

 

この公園の巣では雛は大きく育っていた。あと1週間もすれば巣立つと思われる。

 

雌の親鳥が近くの木の枝で雛たちを見守っている。人間は敵ではないと思っているのかもしれない。枝の下を人が通っても気にする様子はなくリラックスしているようにも見える。

 

 

【リュウキュウツミ】

リュウキュウツミはハトほどの大きさで、日本のタカ類で最も小さな一種である。絶滅の危険が増しているとされるが、この20年ほど、沖縄本島各地の公園の木や街路樹での営巣が多数確認されるようになった。