本島中部に護岸や芝生広場、湿地帯などが一体となった公園があります。公園には木々も多く野鳥が飛び交います。護岸では潮風を肌に感じながらウォーキングや犬の散歩を楽しむ老若男女が見られます。芝生広場には読書や小間物づくり、談笑する人たちがいます。海辺では釣りを楽しむ姿も見られます。干潟が現れると潮干狩りの人たちが増えてきます。赤貝やアサリが採れるそうです。そして海上ではコアジサシが飛び交い、私のような野鳥好き、写真好きを楽しませてくれます。
この穏やかな公園で事は起きました。
ある日いつものようにコアジサシの撮影を楽しんでおりました。すぐ横ではいつものようにスズメが地面におりて採餌をしています。
コアジサシの飛来が小休止した時、私と友人は一緒に東屋で休息をとっていました。その時突然、野鳥が東屋を横切り近くに着地しました。野鳥はすぐ飛び立ち近くの木の枝に止まりました。飛び立った野鳥の足には今捕らえたと思われる獲物がありました。野鳥はツミです。ツミは枝に止まるとすぐに獲物の羽をむしり取っています。枝に止まったツミの足元は枝被りで見えませんが、獲物は大きさやむしり取られた羽からスズメではないかと思います。先ほどまで近くで採餌していたスズメかと思うとショックでした。
「これも自然の摂理だ」と思うことにして動揺を抑えました。
心を落ち着かせたあとに撮ったツミの写真を貼付します。
ツミはタカ科の野鳥で留鳥としては沖縄本島では唯一の猛禽です。通常は内陸部に棲み、海岸ではほとんど見られません。
いまの時期、公園の高い松の枝に営巣しているのが見受けられます。

