石垣島の水田地帯で野鳥観察をしていたところ、大きなサギが飛んできました

 

逆光でよく見えませんが、当初アオサギだと思いました

 

 

田んぼに降りてからアオサギではなくムラサキサギだと気付きました

 

両種はよく似ていますが、よく見ると違いははっきりしています

 

名前の通りアオサギは青っぽく、ムラサキサギは紫っぽい色をしています

 

また、ムラサキサギは首が細く長いのも特徴のひとつです

 

ムラサキサギは石垣島では留鳥です

 

数は少ないように思いますが、石垣島に行けば必ずと言っていいほど会うことができます

 

 

午後には、空港近くの牧草地でも見かけました

 

この牧草地には、ムラサキサギの他、オグロシギやコウライキジ、チュウサギが採餌をしていました

 

 

オグロシギ

 

コウライキジ

 

チュウサギ

 

《ムラサキサギ》

 

ユーラシア大陸とアフリカ大陸の温帯から熱帯にかけて広く繁殖分布し、温帯で繁殖するものは熱帯・亜熱帯に渡って越冬する

 

日本では、亜種ムラサキサギが八重山列島に周年生息するが数は少ない

 

水田、湖沼、湿地などに生息し、群れは形成せず、単独で生活する

 

魚類のほかヘビ、カエルなどの両生類、昆虫類、甲殻類やネズミなどの小哺乳類も捕食する