石垣島にはカンムリワシの他にカタグロトビという猛禽もいる
本来、カタグロトビは石垣島にはいなかったが、南方の方から渡ってきて、そのまま住み着いていると言われている
最近では繁殖も確認されているという
カタグロトビは日本では迷鳥として沖縄本島や、石垣島、西表島、竹富島などで記録されている
全長約33 cmで体色は頭部から体の下面にかけてが白灰色で、体の上面はやや銀色がかった灰色。翼の肩の部分が黒く、名前の由来ともなっている
眼の周囲は黒く、離れて見ると眼が吊り上って見え、色彩は赤色。雌雄同色である
草原や農耕地、開けた林などに生息する
食性は動物食で、昆虫類や両生類、小型爬虫類を主食としているが、小型哺乳類や小鳥等を捕食することもある