イソヒヨドリがだいぶ数を増やしてきているように感じています

 

県内何処に行ってもイソヒヨドリがいない場所はないと言っても過言ではないでしょう

 

元々、海岸付近に生息していたので名前にイソとついたのであろうが、今や街中、公園、農耕地など何処にでも生息します

 

群れにはならないが単独個体の目撃例では最も多い種かもしれません

 

磯や岩場に多く生息し、外見がヒヨドリに似ていることからこの和名がついているが、鳥類学上ではヒヨドリ科ではなくヒタキ科に分類されており、まったく別種の鳥になります

 

オスは頭から喉および背部が青色、胸腹部が赤褐色で翼が黒と鮮やかに色分けされます

 

 

全体的には青い部分が多いため、「幸せの青い鳥」と呼ばれることもあるようです

 

一方、メスは全身がうずら模様の茶褐色で目立たない色をしています

 

 

食性は雑食で、おもに地上で餌を探し、甲殻類や昆虫類、トカゲなどいろいろな小動物を捕食します

 

人の食べ残しも食べるが果樹や葉野菜などは食べません

 

春にはヒタキ科特有の声量のある美声でさえずります

 

朝早くからイソヒヨドリのさえずりが聞こえてくると春の訪れを感じます