漁港内を野鳥たちが乱舞している
採餌をしているのだ
飛びながら嘴で水面をかすめたり時には着水する
最も多いのはユリカモメであるが、カラス、ミサゴ、アメリカオオセグロカモメも同じ行動をする
時には魚を捕食しているが、ほとんどは生き物ではないものをとっている
最初はそれが何なのか分からなかった
海面を浮遊する海藻かとも思ったが、違うようだ
写真に撮って拡大してみると、肉の塊にも見える
近くで作業をしている人が「あれは釣り人が捨てた魚の死骸や釣りのコマセ、魚をさばいた後の内臓やアラなど不要部分だよ」と教えてくれた
それを聞いたとき一瞬不法投棄かと思ったが、それが野鳥たちや魚の餌になるので自然のものを自然に返しただけと考えると問題にはならないと思う


