16時過ぎに、いつものフィールドを訪ねた
この時間帯に訪ねるのには理由がある
ひとつの理由は、日中は暑いからである
ここでの探鳥はもっぱら車の中からである
両サイドの窓は開けっぱなしにするのでクーラーをつけても暑い
もう一つの理由は、ミフウズラとの遭遇は夕方の方が確率が高いからである
今の時季、ここで観察できる野鳥はミフウズラの他ツバメチドリ、シロチドリ、ムナグロである
イソヒヨドリ、セッカ、スズメなどは留鳥で、年中観察できる
ただし、冬場は猛禽類が渡来してくるので中々、姿を見せない
昨季はサシバのほかチョウゲンボウやハヤブサ、ノスリ、オオタカまでもがやって来た
その日は、18時30分ごろツバメチドリの幼鳥たちが裸地に身を伏せているのが見られた
そして時々飛び上がったりしている
よくよく観察してみると、ツバメチドリは身を伏せ頭上に飛んできた昆虫を捕食していたのである
このような捕食行動も昆虫が飛び交う夕暮れ時にしか見られない行動であろうと思われる
地面に身を伏せるツバメチドリ
頭上に飛んできたトンボを捕らえたツバメチドリ
撮影時刻 18:29

