石垣島のカンムリワシ
カンムリワシも人をあまり恐れない野鳥である
午前中、車を走らせる中、電柱や電線に止まるカンムリワシと3度出会った
車から降りてカメラを構えても動ずる気配はない
貫禄のようなものを感じる
カンムリワシは日本では八重山列島にのみに棲息する
水田やマングローブの近くで行動し、両生類や爬虫類の小動物を捕食する
空中戦の狩りはあまりせず、地面近くの獲物を捕まえる
電柱や電線にとまるなど、本土でいうトビのような行動をする
食性は動物食で、両生類、爬虫類、甲殻類、昆虫類等を捕食する
時には自動車に轢かれた小動物の死骸を食べることもある
樹上や電柱で獲物が通りかかるのを待ち、獲物を見つけると襲いかかる
通常のタカ類は空中から獲物に直接爪を立てることが多いが、本種は一度獲物の傍に降り立って地上で攻撃することが多く、そのため狩りに失敗することも多い

