本島中部の湿地帯でクロツラヘラサギ9羽が湖岸に近い場所で採餌をしていた
岸(道路)から約20mの位置である
私が近づいて写真を撮っても一向に気にする様子はなかった
これまで1〜2羽が岸に近づくことはあったが群れで近づいてきたのは初めてである
この群れは昨年同地で越夏した群れかも知れない
長期間同一場所で棲息していると場慣れ、人慣れしてくるのだろうか
クロツラヘラサギは水中に嘴を浅く差し入れて左右に振り採食を行う
何を捕食しているのかは分からないが、時々クチバシをあげて何かを飲み込む動作をしている
昨年、別の場所では魚を捕食する姿が確認されたが、ここでは魚を捕食する場面は見られなかった
クロツラヘラサギはペリカン目トキ科ヘラサギ属に属する鳥類である
沖縄県レッドリストでは絶滅危惧IB類と判定されている

