沖縄本島で最も広範囲で普通に見られる野鳥がいる
全身真っ黒な体に額とクチバシの白さが目立つ野鳥
オオバンである
真夏を除けば、ダム湖や河川など何処ででも水草などを食べる姿が観察される
大きな群れはなく、単独か小さな群れである
オオバンは、ツル目クイナ科オオバン属に分類される鳥類
日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する
沖縄でも越冬する冬鳥である
虹彩は赤や赤褐色、嘴の色彩は白、上嘴から額にかけて白い肉質(額板)で覆われる
脚には木の葉形状の水かき(弁足)がある