尻尾のあるナガサキアゲハに出会った

 

と聞いても、愛チョウ家でなければ何の話かわからない

 

通常、アゲハチョウの仲間には尾状突起と呼ばれる羽のしっぽのような部分がある

 

しかし、ナガサキアゲハには尾状突起がないという

 

 

後翅(こうし)に突起のように突き出た部分がある個体は国内ではまれにしか見られないという

 

私は昨年、たまたまチョウの写真を撮っている現場で愛チョウ家と出会い、そのことを知ることになった

 

先日、ドライブ中に道脇の花で乱舞するチョウの写真を撮った

 

帰宅後、画像を確認したら尻尾のあるナガサキアゲハが混ざっていた

 

 

撮った写真をどうこうする訳ではないが、少し得した気分になる

 

 

ナガサキアゲハは名前から推測される通り、江戸時代には九州にしかいなかった南方系のチョウで、シーボルトが初めて長崎で採集したことから名前がついたとされている