小さなマングローブの木にカワセミを見つけた

 

 

カワセミはいつ見てもやっぱり美しい

 

この美しい外見から「渓流の宝石」などと呼ばれる

 

特に両翼の間からのぞく背中の水色は鮮やかで、光の当たり方によっては緑色にも見える

 

漢字表記が「翡翠」ヒスイと同じなのはこのためである

 

若干メスよりオスの方が色鮮やかである

 

また、オスのくちばしは黒いが、メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別できる

 

以下の写真はすべてストックより

写真:上オス、下メス

 

採餌するときは水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、魚類や水生昆虫をくちばしでとらえる

 

ときには空中でホバリングしながら飛び込むこともある

 

ホバリング

 

水中に潜るときは目をゴーグル状の瞬膜で覆い水中でも的確に獲物を捕らえることが出来る

 

捕獲後は再び石や枝に戻ってえものをくわえ直し、頭から呑みこむ

 

大きな獲物は足場に数回叩きつけ、骨を砕いてから呑みこむ

 

消化出来なかったものはペリットとして口から吐き出す

 

足場は特定の石や枝を使うことが多く、周囲が糞で白くなっていることが多い。排泄の際は水分の多い糞を直線状に放出する

 

糞を後方に飛ばすカワセミ