9月30日(土)今帰仁村湧川の豊年祭を見学してきた

 

豊年祭の中で沖縄県の無形文化財に指定される「路地楽」が披露された

 

 

「路地楽」とは何か?

 

この機会に調べてみた

 

路次楽とは、琉球王国の中国伝来の宮廷音楽である

 

国王の行列が行進しながら吹奏する「道中楽」であったという

 

使用する楽器は、チャルメラの一種である哨吶(ツォナ)と、太鼓などの打楽器である

 

 

16世紀、琉球王国の尚真王の時代、慶賀使として中国(当時は明)に渡った沢岻親方が、楽器とともに演奏法を沖縄に持ち帰ったとされる

 

琉球王国では、首里城での儀式や琉球国王が外出する時などに演奏された

 

また、江戸の将軍のもとに使節団を送る「江戸上り」の時などにも演奏されたため、そのルート上にある村々の農村芸能にも影響を与えた

 

現在でも、沖縄県今帰仁村の湧川などで伝承されており、祭りなどの折には琉球王国時代の行列を復元して演奏されている

 

湧川の路地楽