自宅庭でテングチョウを見つけた
公園や林で見かけたことはあるが自宅庭で見るのは初めてである
テングチョウはタテハ科の蝶の一種である
頭部に天狗の鼻のように長い突起があることから和名がついた
この突起はパルピ(下唇ひげ)とよばれる器官でテングチョウではよく発達している
パルピは他のチョウにもあるが、テングチョウのパルピは複眼径の3倍以上も伸び、よく目立つ
なお、このパルピはタテハチョウ科などでは比較的大きいが、アゲハチョウ科やシロチョウ科では小さいようだ
テングチョウは平地や山地の林に生息し、夏から秋にかけて2回程度発生する
成虫のまま越冬して春から再び活動を始める
