秋の渡りが始まり、水田地域は水鳥たちで賑わっている

 

田んぼは稲の植え付けが終わったばかりでまだ、稲の苗が小さく低いので野鳥を見つけるのは容易である

 

そこで不思議なことに気づいた

 

それは同じ状態に見える田んぼでも野鳥のいる田んぼといない田んぼがあるということだ

 

ここにはエサがたくさんあるけど向こうにはないのだと思ってしまう

 

野鳥のいる田んぼには数種類の野鳥が集まる

 

何故、数種類が同じ場所に集まるのだろうか

 

勝手にその理由を考えてみた

 

ひとつが「エサが豊富」にあることだろう

 

そして、もうひとつが「天敵対策」である

 

多くの野鳥が集まることにより天敵の襲来をいち早く気づくことができる

 

冬の山野では小鳥たちが集団行動をしているのをよく見かける

 

しかも、その小鳥たちも混群である

 

メジロ、シジュウカラ、コゲラ、サンショウクイなどが混群となり行動している

 

それは天敵対策と言われている

 

ひとつの目より多くの目で見たほうが早く天敵に気付けるのである

 

水田地域でも同じ理由で混群となっているのだろう

 

今日の水田にはヒバリシギ、トウネン、オジロトウネン、イカルチドリ、ウズラシギ、タカブシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、ツバメチドリ、クロハラアジサシそしてシラサギ類などが確認された

 

ヒバリシギ

 

トウネン

 

オジロトウネン

 

イカルチドリ

 

ウズラシギ

 

アカアシシギ

 

ツバメチドリ