水田地帯に日増しにカモの数が増えてきた

 

コガモやオナガガモはまだ少数であるが、ハシビロガモやカルガモは群れで飛来してきているようだ

 

ハシビロガモは名の通り嘴が広いカモである

 

食性は植物食傾向の強い雑食で、種子、プランクトン、昆虫、軟体動物、魚類などを食べている

 

広い嘴を水面につけて水ごと食物を吸い込み、嘴で食物だけを濾し取り、水だけを吐き出して採食を行う

 

飛来してきたばかりの野鳥たちは警戒心が非常に強い

 

近くでは写真を撮らせてくれない

 

車でゆっくり近づいても100m程度で逃げてしまう

 

ここへ飛来する前は広大な地域に棲んでいて人間や車が近づくことはなかったのだと考えられる

 

口を開くとさらに広く感じる嘴

 

水の少ない田んぼで広い嘴で食べ物をすくい取る

 

飛翔するハシビロガモ