昨日の朝、ショッキングな場面を目にした
なんと、エリグロアジサシが営巣している岩礁に釣り人が登っていた
この岩礁は陸に近いところにあるものの歩いては渡れない
多分、送迎のボートでも利用したのだろう
岩礁には陸地から見える範囲で3箇所の営巣がある
2箇所は孵化し雛が確認できている
釣り人がいては親鳥は雛に近づけない
すなわち給餌ができない
長時間に及ぶと心配である
一方、まだ孵化してない卵はもっと深刻である
灼熱の直射日光に晒されて大丈夫だろうか
通常は親鳥が抱卵し適正な温度を保っている
夕方、再度訪ねてみると釣り人の姿はなかった
親鳥が戻ってきて抱卵していたが孵化するかどうかは疑問である
2羽の雛鳥の元気な姿は確認できた
雛は直射日光を避け岩陰で親鳥が運ぶ餌を待っている




