数日前から下書き保存をしてきた記事がある

 

それが「ツバメチドリの雛が消えた」の記事である

 

6月29日にブログアップしたツバメチドリの雛が姿を消した

 

事故死したのではないかと思われる

 

そのことは、あまりにも悲しいことであるし、残念な思いもあったのでブログアップを躊躇した

 

 

この雛が孵った畑は草が多く茂り、雛が隠れる場所は多かった

 

しかし、何故か2羽の雛たちは畑に留まらずアスファルト道路に出てきた

 

アスファルト上は猛烈な暑さになるし、時々、車両も通る道路である

 

轢かれはしないかヒヤヒヤものであった

 

私は雛を手でつかみ畑に戻した

 

暫く後、2羽の雛はまたしても道路上に出てきた

 

野鳥には手を貸さないのがルールであるのは承知している

 

道路に出てくるのは何か理由があるのだろうと今度は無視することにした

 

翌日現場を訪ねると親鳥は激しく声を発していた

 

二羽の親鳥は車のすぐ横で警戒の声を発していた

実は、この石垣の下の側溝で雛は死んでいた(翌日確認)

 

当然、雛は健在だと考え、少し離れた場所で待機・観察することにした

 

しかし、雛は一向に姿を見せない

 

周辺を探したところ、側溝の底に雛の死骸があった

 

もう一羽の雛は見つからなかったが、さらに翌日には親鳥の姿も消えていた

 

野鳥の子育ての難しさを改めて思い知らされた