沖縄県の本島中南部で頻繁に確認されるクイナ類にバンがいる

 

川や池・田んぼなどで見かけるバンは身近な存在になりつつあるのではないでしょうか。

 

警戒心も次第に弱まってきているように感じます

 

豊見城市の三角池で丸見えの場所に営巣していました

 

干潮時には水もなく、野猫、マングースーの被害も心配です

 

 

 

 

昨年の10月にはうるま市の川で同じような環境での営巣がありました

 

ヒナが孵るまでは確認できたが、その後、どうなったかは確認しておりません

 

 

 

バンは今でこそよく知られるクイナであるが、ヤンバルクイナが発見されるまでは、あまり知られておりませんでした

 

1981年11月13日、沖縄本島北部のやんばる(山原)地域で発見された新種の鳥が「ヤンバルクイナ」と命名されました

 

「日本にはもう新種の鳥はいない」とされていただけに、世紀の発見として大きな話題になりました

 

翌82年に国の天然記念物に指定されました

 

その日以降、クチバシの赤いバンが注目されだしました

 

バンを見た人がヤンバルクイナと誤認し通報が多発いたしました

 

ヤンバルクイナのおかげで知名度を上げたのがバンだといえると思います

 

沖縄中南部で見かけるくちばしの赤いクイナはバンといっても間違いはないでしょう

 

ヤンバルクイナはやんばるのみに棲息し、やんばるでも簡単には見かけることはありません

 

バンとヤンバルクイナの写真をアップいたしますので違いを確認してください

 

バン

 

ヤンバルクイナ