比嘉新村長の選挙公約でもある「中学校通学バスの無償化」について意見交換会があった
参加者は村長、教育委員会、自治会長など関係者8名である
会議では、通学バスの無償化は4月1日を目途にすることになった
現在の中学校通学バスの運営体制は中学校バス運営理事会が運営管理し、島袋自治会が運行管理している
会議では今後の運営体制はどうするのか、その他に問題点はないか等が話し合われた
方向性としては運営体制はそのままで無償化を進めることになった
しかし、無償化の決定権限者は理事会であり、今後、理事会の開催、決定を待つことになる
4月1日から運用できるよう進めるが、ひとつ、大きな問題点がある
それは無償化することによりバス利用者がどの程度増えるのかである
現在、朝の運行は2度であるが、島袋の中学生全員がバス利用をすると「乗れない」という問題が発生する
これをどうするのか、これから検討していく必要がある
島袋地域のバス通学は通学路の危険性が高いことから、30年前から継続して実施してきた
当初、自治会の負担も大きかったという
また、村へ譲渡する際には、代替えしたばかりの新車のバスや次の買い替えの際の積立金500万円余りも含めて無償譲渡したという経緯がある
しかしながら、無償化にするには美崎、熱田など他の地域との不公平感がないよう考える必要がある
これらの遠隔地にもバス運行するには、バス台数、運転手をどうするのか、利用者の人数は何人になるのか、今後、調査検討していくことになった