元財政担当課長、仲本善通が北中城村村の財政について説明します

 

皆さん、ここ数年、村に事業のお願いをしても予算がないのでできないという返事が多いです。

それは、村が、将来支払わなくてはならない借金、「地方債」と「債務負担行為(将来の財政負担を約束する行為)」の合計が77億2千589万円もあり、将来負担比率64.5%と極めて厳しい財政運営を強いられているからです。

 

しかし、厳しい財政状況の中でも、村民の生活を支えるさまざまな行政サービスを提供していかなければなりません。そのためには、当面の財政危機に対応しつつ、「行財政改革」に取り組み、「財政基盤」を確立していかなくてはなりません。「それを成し遂げるには、財政に精通したリーダーが必要です。」

 

比嘉孝則は、北中城村役場に33年間勤め、「県市町村課」への出向、「村生涯学習課長、福祉課長、総務課長、企画振興課長」などの要職を歴任しており。・・・「経験豊富な行政手腕」が高く評価されています。

 

※相手候補は、財政力指数は、北中城村は県内4位、町村では北谷町に次いで2位の「優良市町村」です。北中城村史上最高です。と言っておりますが次の数値を見てください。

 

1.財政調整基金(家庭でいう貯金)平成30年度の決算状況で、北中城村は、中部の町村で、最下位です。「北中城村4億9千7百万円」貯金がなぜ最下位でしょうか。貯金がなければゆとりをもった財政運営が困難になります。       ・・・なぜ貯めることが出来なかったのか?

「中部町村の状況」嘉手納町61億4千4百万円、北谷町31億2千7百万円、読谷村28億1千4百万円、西原町8億4千9百万円、中城村6億1千9百万円、

 

2.経常収支比率について

北中城村の経常収支比率は「87.9%」です。

経常収支比率は、歳出総額を、「経常的経費」と「臨時的経費」に区分し、人件費、扶助費、公債費(借金返済)の義務的経費などの経常的経費に村税等の経常的に収入される一般財源が、どの程度の割合で充当されているかを示します。(経常収支比率 = 経常経費充当一般財源 ÷ 経常一般財源) この比率が、低いほど臨時的な経費(投資的経費など)にまわす財源を確保できることなり、高いほど経常的な経費が財政を圧迫して、財政構造の弾力性が低いということになり、「75~80%」が適当とされています。

そして、相手候補が言っている「車の購入した年」、「入学金が必要な年」は「臨時的経費」であり「経常収支比率」の説明で使うのは、間違いです。 ・・・財政問題に弱いのでは?

 

公共施設の整備状況

中部地区で「総合運動公園が整備」されてないのは 「北中城村」だけです。中学校や村体協の陸上競技大会などは、他市町村の施設を借りて実施しており、台風等で延期になった場合に施設が借用できなくて中止になった場合がありました。なぜ、今まで取り組みがなされなかったのか疑問です。    ・・・ヒガ孝則は、将来を見据えて「総合運動公園の整備」に取り組んでいくと言うことです。

 

4.島袋地域から通学バスの無料化を実現して将来的には、他地域についても取り組みを検討していきます。                   ・・・任せてください。「ヒガ孝則」に。

 

 最後にヒガ孝則は相手方が指摘するように、「北中城村の財政が逼迫している」と不安を煽っている訳ではなく、長年役場職員として北中城村の財務に携わっている者として、財務の建て直しに努めたいと考えている。