昨日の夕方、北海道と大阪市が全小中高校を休校にする発表があり、驚いていたところに、「首相が全国すべての小中高校と特別支援学校について、3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請した」というニュースが飛び込んできた
厚生労働省は、保育ニーズに応えるため「保育園と学童保育は一斉休校の対象ではない」とする見解を発表した
このニュースを受けて、SNSでは多くの驚きの声が上がっている
保護者からは「急には休みがとれない」「子供たちだけ家において仕事にいけない」
学校関係者からは、「年度の最終月であり、授業日数が足りなくなる」「子供たちの成績をどうつけるか」「卒業式はどうするのか」などである
個人的な見解を言えば、首相の発言は、計画性のない「思いつき施策」とも思える
具体策は走りながら考えるということからも、そう捉えられる
首相は、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことや予算委員会での「桜を見る会」「検事長の定年延長」などで責め続けられ心身疲労が重なったのかも知れない
宴会やイベント中止などは感染拡大の歯止めにはなるが、休校がどれ程の効果があるのか疑問もある
何れにしても、国民の一人として感染拡大の歯止め施策に協力していかねばならない
沖縄県も本日検討が行われ、県は4〜15日まで、那覇市は3〜13日まで休校にすることを決定した
また、石垣市など、いくつかの自治体は地域内に感染者がいないことから休校を見送った
北中城村は4日から春休み終了まで臨時休校となる
新型コロナウイルスの感染が一刻も早く終息することを願いたい