今日は大晦日
2019年も今日で終わる
毎年、大晦日は少々、心が焦る
何かをやり残したような気がするのだ
翌日、新年の決意をした時に焦りは消える
結局、大晦日の夜も平日の夜も、単なる一日の終わりであり、何の変哲もない
さて、2020年、何を決意するのか
私は村議会議員であり、真っ先に「村民のために如何に行動するか」を考える
5年間議員を続けてきて、自分の力のなさを痛切に感じている
私はこの間、一度も休むことなく、一般質問(22回)などで問題提起をしてきた
多くの問題解決に貢献してきたと自負しているが、小さな事柄であり、わざわざ書き立てることではない
逆に大きな敗北があり、村民に不利益を負わせてしまった事案もある
それは、何度もブログアップした「村民体育館建設事業」の建設方法である
村は「金がないので民間資金を活用したPFI事業」を提案した
PFI事業に反対した議員は「PFI事業は長期的に村民に損害を与えるので、一括交付金など補助金活用」を提案してきた
しかし、4度目の提案で可決してしまった
もし、補助金を活用すれば2~3億円の村民負担で済んだと思われるものが、約12億円(20年リース)の村民負担を選択してしまったのだ
平成30年度決算では「経常収支比率」91.1%まで跳ね上がってしまった(正常値は70~80%と言われている)
経常収支比率が高いというのは、資金繰りに窮している、すなわち、財政の硬直化、逼迫を意味している
村民体育館の運営費用、年間約6千万円は20年間にわたり大きな負担になる
ちなみに、今年度の体育館関連費用は約7千4百万円である
来年度(令和2年度)は庁舎建築関連費用(約4千万円)や任用職員制度による人件費の増加(約8千万円)が経常費用に加わってくる
また、年間、190万円もの利息が発生しているスポーツエリアの土地購入代金も、令和7年までの基金積み立てで返済するとしているが、その基金捻出も厳しい(年間約8千万~1億円)
北中城村の資金繰り(予算編成)を考えると、「夢と希望にあふれた素晴らしい年」(広報1月村長年頭の辞)は望めそうにないが、少しでも村民本位の行政に近づくよう努力していきたい
皆様、来年もよろしくお願いいたします