北中城村議会6月14日(水)の一般質問より、島袋の浸水対策についての答弁書を転記する

 

①平成28年度は、暫定対策工事(仮設貯留池、支線水路取付部拡幅、被害住宅止水板設置)及び、事業化に必要な手続き(都市計画変更、下水道事業変更認可)を完了しております

※止水板設置は床上浸水被害のあった住宅を対象にしたとのことです

 

平成29年度は、本対策の事業に着手し、貯留施設の調査設計(測量、地質調査、構造物設計等)、用地測量、幹線水路改良工事(ライニング工法)213mを実施する予定で、島袋地区浸水対策関連の予算として約1億4千万円を計上しております

 

平成30年度は、幹線水路改良工事を継続実施するほか、用地買収、貯留施設整備(ゆうな公園)、に着手する予定です

 

なお、平成30年度の予算額については、設計の結果や補助予算の配分等により変動することが考えられ、現時点では確定できませんが約4億8,800万円想定しております

 

 

②島袋地区の浸水対策の課題としては、対策施設の整備完了までには早くとも平成31年度までかかる見込みであり、その間の被害を極力軽減させるためには、ソフト対策として早めの避難行動や、各家庭での防災対策の取り組みを是非お願いしたいと思っております

 

その一助として村では、平成28年度に「北中城村雨水利用促進補助金交付制度」を創設しており、地域内からの雨水の流出抑制を図りたい所ではありますが、ほとんど利用されてない状況です

 

村としては、当該地域の住民皆様にご理解とご協力をいただけるよう、引き続き周知に努めて参ります

 

 

北中城村雨水利用促進補助金交付制度とは

雨水貯留槽及び雨水浸透枡を設置し、又は浄化槽を雨水貯留施設に転用して、雨水の有効利用を行う者に対し、雨水利用促進補助金を交付する制度(最高限度50,000円)
 

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