14日(火)の臨時議会で村民体育館整備事業の案件が否決されたことを受けて様々な意見が寄せられた
「村の将来のために反対してくれて、ありがとう」 「議会の勇気を讃えます」 などの肯定派もいれば、「否決されてガッカリしている」 「村長選挙で民意は示されたのに反対するのか」などの否定派もいる
私は今回上程された案件は内容を理解すれば村民に受け入れられるものではないと思っている
今回上程された債務負担行為は相殺分とメンテナンス減の分を除くと12億6,557万円で、当初の提示額12億6,600万円とほとんど変わってない
この12億6千万円余は20年にわたり一般財源(主に私たちの血税)で支払うことになっている
この案件を認めてしまうと、将来の村の財政が逼迫してくるのは目に見えている
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将来の財政負担についてはここをクリック
村民体育館の早期建設は村民誰もが願っている
しかし、だからといって、あせって危険を冒すことはやってはならない
体育館は、いったん建築してしまうと後戻りはできない
だからこそ、しっかりと吟味すべきである
今回、上程された案件より、村民負担の少ない方法は次の二通りが考えられる
詳しくは、ここをクリック
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① 一括交付金での対応
② アリーナ見直しで対応
また、村長選挙で民意が示されたというが、果たしてそうでしょうか
民意とは明確な争点で戦った場合に示されるものである
村長は選挙においては「アリーナ・体育館」は争点から外した
新聞取材に対しても「争点になること自体がおかしい」と述べている
選挙における有権者の意思(すなわち民意)とは候補者に対する意思表示であり、ひとつの政策が争点にならない限り、民意として特定することはできない
すなわち、今回の村長選挙で体育館建設は民意となっていない
私は、議会は「村民のために」ベストな判断をしたと思っている。