北中城村のアリーナ計画を見直し、複合体育館にするメリットは何か?
私は昨年6月議会で土地購入の債務負担行為に反対討論をして以来、一貫してアリーナ建設に反対し、一般質問で疑問を投げ掛けてきた
また、アリーナ建設計画の疑問をチラシにして配布してきたが、村民にすれば賛成反対双方のチラシが配布されるので、なかなか理解できないという
それではQ&A方式ではどうだろうかと考えて、思い付くまま書いてみた
Q 何故、アリーナ建設に反対なのか?
A 建築に莫大な資金が必要となる(総額36億円、その内、一般財源9億円が必要となる)
維持管理にも毎年、1億円近くが必要となる
Q 運営は民間会社に委託すると聞いているが?
A 特定目的会社(SPC)に委託する計画であるが、民間企業は運営に行き詰まると
撤退する。
しかし、北中城村は撤退するわけにはいかない。
Q 運営の見通しはどうなっているか?
A 具体的な運営計画は全く示されてない。また計画中の沖縄市、浦添市のアリーナに比べ
本村のアリーナは立地条件で著しく劣っているので競合し、勝てない。(例:沖縄市は
1,665台の駐車場、浦添市は560台の駐車場と駅を挟んで公共駐車場が1,000台、本村
は50台の駐車場しかない)
Q 土地は購入済みと聞いているが?
A スポーツ交流エリア(約4,500坪)全体で約3,000坪が取得されている(67%取得)
アリーナ用敷地はまだ33%しか取得してない。
Q アリーナを建設しなかったら、取得済みの土地はどうなるの?
A 村が計画しているアリーナ、体育館、フィットネス棟の建設を見直し複合体育館を造る。
Q 複合体育館って何?
A 通常の体育館に多目的室、トレーニングルームを備え、地下には備蓄倉庫を造り万が一
の災害に備える。
Q アリーナを見直し、複合体育館を造るメリットは?
A 大幅な経費削減となり、本村の緊急の課題である「子どもの貧困問題、待機
児童問題を含む子育て支援」「高齢化対策」「地滑り、冠水などの環境対策」
などの財源確保となる。
また、老朽化した中央公民館、給食センター、役場本庁舎、ゴミ処理施設等
の建て替え資金の準備として貯金(基金)をすることができる。